名古屋市立工業科高校生ドイツ派遣とは

研修中のようす 研修中のようす 研修中のようす

名古屋市立高等学校の工業科に在学する生徒の代表を海外へ派遣し、現地企業での実地研修及び産業施設の視察を中心に行い、国際的感覚を身につけて、グローバル社会の変化に主体的に対応できる専門的技術を持った人材を育成することを目的としています。

今年度は夏季休業中に10日間の日程で、ドイツ連邦共和国ハノーファー市、ヴォルフスブルク市及びベルリン市を訪問する予定です。

ご挨拶

学校長の写真

現在、日本を取り巻く環境は、新たな変革期を迎えています。IoT技術により全てのヒトとモノがつながり、様々な情報や知識が共有され、世界中で今までにない価値が生み出されようとしています。AIやロボティックスといった先端技術の爆発的な発展は、社会だけでなく、我々人間そのものの在り方にも影響を及ぼす勢いです。

そのような時代において、常に新しい価値を創造するテクノロジスト育成の一環として、名古屋市教育委員会は工芸高校・工業高校の生徒20名をドイツに派遣しています。今年度で4年目となり、のべ80名の生徒たちがドイツでの研修を行いました。すでに卒業した派遣団の生徒たちは、派遣の経験と実績を糧に企業の第一線で活躍しています。

今年も、ベルリン、デッサウ、ハノーファー、ヴォルフスブルクの各都市を巡り、企業研修や産業施設視察、現地校での学生との交流を行いました。 事前研修として、ドイツ語の講習をはじめ、個人研究・グループ研究など様々な課題に取り組ました。帰国後は、現地での研修成果を、今後の工業教育の発展や地域の活性化などに役立て、社会の様々な場面で還元していきたいと考えています。

最後に、このような海外派遣事業を継続的に実施していただいている名古屋市教育委員会、現地で様々なご支援とご尽力賜りました独日協会(ヴォルフスブルグ地域)はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

派遣団長 名古屋市立工芸高等学校長 石原 正道

ドイツ派遣について

名古屋市立工業科高校生ドイツ派遣のロゴマーク

ロゴマーク

このロゴマークは初めての派遣生徒が考案し、デザインしたものです。

名古屋市立工業科高校生ドイツ派遣のピンバッジ

ピンバッジ

今年はNADIOSのピンバッジを作りました。

 

2019NADIOSキャッチフレーズ

Lass uns unsere Zukunft erblühen! ~無限の可能性を信じて~

「Lass uns unsere Zukunft erblühen!」→咲かせよう私たちの未来。
これからの私たちが持っている可能性を信じ、私たちが学んだことを世界中に発信させ、明るい未来を目指す。