名古屋市立工業科高校生ドイツ派遣とは

名古屋市立高等学校の工業科に在学する生徒の代表を海外へ派遣し、現地企業での実地研修及び産業施設の視察を中心に行い、国際的感覚を身につけて、グローバル社会の変化に主体的に対応できる専門的技術を持った人材を育成することを目的としています。

今年度は夏季休業中に10日間の日程で、ドイツ連邦共和国ハノーファー市、ヴォルフスブルク市及びベルリン市を訪問する予定です。

研修中のようす

ご挨拶

学校長の写真

産業構造が変化し、IT 化やAI に代表される技術革新がめざましい世の中にあって、専門科高校生に求められる知識や技術・技能に加え、国際感覚を養う上で、語学力の向上とコミュニケーション能力を高めることが求められています。

日本とドイツとの交流を通して、相互理解と友好を深め、広い国際的視野と国際協調の精神を身に付けた次代を担うにふさわしい青年を育成するため、名古屋市教育委員会では、「名古屋市立高校生の海外派遣事業」として、平成28年度より名古屋市立工芸高校・工業高校の生徒20名をドイツに派遣しています。

本派遣事業は、現地の学校や企業への体験訪問視察など本物に触れる機会が多く、自ら考え体験し、自分の考えを伝えること、すなわち、主体的,協働的な学びを実践、修得できる研修プログラムとなっています。

ベルリン、ハノーファー、ヴォルフスブルクを訪問し、フォルクスワーゲン社、コマツ・ジャーマニー社研修や産業施設視察、現地学生との国際交流を行います。また、今年度より新たなプログラムとしてデッサウのバウハウスの視察が加わりました。帰国後はさまざまな機会をとらえて研修成果を発表することで、多くの生徒にその成果を還元していってくれることを期待しています。

最後に、このような海外派遣事業に対して一方ならぬご支援とご尽力を賜りました名古屋市教育委員会をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

派遣団長 名古屋市立工業高等学校長 福山 宏明

ドイツ派遣について

名古屋市立工業科高校生ドイツ派遣のロゴマーク

ロゴマーク

このロゴマークは初めての派遣生徒が考案し、デザインしたものです。